小学生のうちに1つの競技に絞るべき?研究が勧める「いろいろな運動」の経験🤾♂️
こんにちは!平塚ハンドボールクラブです😊
習い事やスポーツ選びで、保護者の方からこんな声を伺います。
「サッカーをやっているけど、他のスポーツもやらせたほうがいい?」 「1つに絞って続けたほうが、上手になるのかな?」
今回は、この 「1つに絞る?いろいろやる?」 という疑問を、研究をもとに考えてみます。
1.「早期専門化」とは?🔍
小さいうちから1つの競技だけを、1年中、集中的に練習することを 「早期専門化(そうきせんもんか)」 と呼びます。
トップ選手の中には、小さいころから1つの競技を続けてきた人もいます。そのため「早く始めて、それだけに打ち込んだほうが有利」と考えられがちです。
2.研究が勧めるのは「いろいろな運動」🔬
📚 科学的根拠① アメリカ小児科学会(AAP)は2016年の臨床レポートで、多くの競技では思春期の終わりごろまで1つの競技に絞るのを遅らせることを勧めています。早い時期から1つの競技に絞って集中的に練習することは、使いすぎによるけが(オーバーユース)や燃え尽きのリスクとの関連が指摘されています。(Brennerら, 2016)
📚 科学的根拠② Jayanthiら(2013)は、若い選手の専門化に関する研究をまとめ、多くの競技では、早期に専門化することがトップレベルでの成功に必要だという根拠は乏しい、と整理しています。
もちろん、これらは「1つの競技を続けることが悪い」という意味ではありません。研究の多くは観察研究で、子どもによって合うやり方は違います。大切なのは、小学生のうちに体のいろいろな動かし方を経験しておく ことです。
3.ハンドボールは「走る・跳ぶ・投げる」がそろったスポーツ🤾♂️
ハンドボールには、子どもの運動の基本がたくさん詰まっています。
- 🏃 走る:コートを全力で走り、止まり、方向を変える
- 🦘 跳ぶ:ジャンプしながらシュートを打つ
- 🤾 投げる:パス・シュートで、狙ったところへボールを投げる
- 🤝 つかむ・かわす:ボールをキャッチし、相手をかわす
1つのスポーツの中で、これだけ多くの動きを使うのがハンドボールの特長です。サッカーやバスケットボールなど、ほかのスポーツで使う動きとも共通する部分が多くあります。
4.ほかのスポーツをしている子もハンドボールを?🙋
「もう別のスポーツをやっているけど、ハンドボールもできる?」
はい、大丈夫です!ほかのスポーツや習い事と掛け持ちしながら通うこともできます。
前回の記事でもご紹介したように、ハンドボールは「サッカーとバスケットボールを組み合わせたようなスポーツ」です。ほかのスポーツで身につけた動きが生きる場面もあり、逆にハンドボールで身につけた動きがほかのスポーツに生きることもあります。
5.「楽しい」が続ける力になる😊
いろいろな運動を経験する上で、いちばん大切なのは 「楽しい」と思えること です。
平塚ハンドボールクラブでは、「継続力は最大の味方になってくれる」をクラブの信条(クレド)の1つにしています。楽しいからこそ続けられ、続けるからこそ上手くなる。私たちは、子どもたちが前向きに取り組める環境づくりを大切にしています。
6.保護者の方からよくある質問 ✅
Q.ハンドボールをやったことがなくても大丈夫? A.はい。未経験の子、運動が苦手な子も歓迎しています。
Q.男の子も女の子も入れますか? A.はい。男女ともに受け付けています。
Q.体験はできますか? A.見学・体験は随時受け付けています。持ち物は、動ける格好・体育館シューズ・タオル・飲み物です。
7.動画で見る!ハンドボールの多彩な動き🎥
まとめ|小学生のうちは「いろいろな動き」を
- 早い時期に1つの競技に絞ることには、けがや燃え尽きのリスクとの関連が指摘されている
- 多くの競技で、小学生のうちはいろいろな運動を経験することが勧められている(個人差はある)
- ハンドボールは「走る・跳ぶ・投げる」をまとめて経験できるスポーツ
- 何より大切なのは「楽しい」と思えること
📣 小学生・中学生の新しい仲間を募集中!
平塚ハンドボールクラブでは、小学生・中学生の新しい仲間を、経験を問わず募集しています。男の子も女の子も、運動が苦手な子も、平塚市外の方も大歓迎です!
見学・体験は随時受け付けています。
📚 参考文献・科学的根拠
- Brenner, J. S., & Council on Sports Medicine and Fitness (2016). Sports Specialization and Intensive Training in Young Athletes. Pediatrics, 138(3), e20162148. 【要確認:DOI(10.1542/peds.2016-2148 の想定。PubMedで確認)】
- Jayanthi, N., Pinkham, C., Dugas, L., Patrick, B., & LaBella, C. (2013). Sports specialization in young athletes: evidence-based recommendations. Sports Health, 5(3), 251–257. 【要確認:DOI・書誌情報(PubMedで確認)】
